「LGBTQって5種類でしょ?」と思っていませんか?
実はそれ、ちょっと昔の話。今では「LGBTQ+」という表記が主流になり、「+」の中にはさらに多くの性のあり方が含まれているんです。
とはいえ、「なんとなく聞いたことあるけど、ちゃんと説明できない…」「言葉が多すぎてよくわからない…」という声もよく耳にします。
この記事では、LGBTQを語るうえで最低限知っておきたい基本の知識を、わかりやすく、そしてできるだけやさしくお届けします。
多様性を尊重する社会の一員として、まずは「知ること」から一緒に始めてみませんか?
1. LGBTQってなに?
「LGBTQ」とは、セクシュアルマイノリティ(性的少数者)を表す言葉です。
それぞれのアルファベットには意味があり、「L」はレズビアン、「G」はゲイ、「B」はバイセクシュアル、「T」はトランスジェンダー、「Q」はクィアやクエスチョニングを指します。もともとは個別に存在していた概念が、共に理解を広げていくために一つの言葉としてまとまりました。

2. LGBTQの「5つ」ってどういう意味?
各文字には以下のような意味があります:
• L(レズビアン):女性を好きになる女性
• G(ゲイ):同性を好きになる男性(または広く同性を好きになる人)
• B(バイセクシュアル):男性・女性など複数の性を好きになる人
• T(トランスジェンダー):自分の性別を出生時の性とは異なると感じる人
• Q(クィア/クエスチョニング):既存の枠に当てはまらない性のあり方、または模索中の人
「Q」はとても広い概念で、自分のアイデンティティをまだ探している人や、あえて分類されない在り方を選ぶ人も含まれます。
3. 実はもっとある?「LGBTQ+」の“+”に込められた意味
最近では「LGBTQ+」という表記もよく使われます。
この「+」には、LGBTQに当てはまらない他の多様なセクシュアリティやジェンダーアイデンティティを含める意図があります。
たとえば:
• A(アセクシュアル/アロマンティック):恋愛や性的な感情を抱かない/少ない人
• P(パンセクシュアル):性別に関係なく人を好きになる人
• Xジェンダー:男性・女性のどちらでもない、またはその中間・両方などと認識する人
など、数えきれないほどの多様性が存在しています。
4. どうして「種類」っていう言い方がされるの?
「何種類あるの?」という疑問が出るのは、性のあり方が分類できるように感じられるからです。でも実際には「種類」と言い切れないくらい、その人それぞれの感覚があります。
「虹色」と表現されるように、色の数だけ、いえ、それ以上に多様なグラデーションがあるのです。
5. 知ることで見える「誰かの当たり前」
LGBTQという言葉を知ることは、自分自身や大切な誰かの「ふつう」を認め合う第一歩です。
自分には関係ないと思っていても、実は約10人に1人(電通ダイバーシティ・ラボ「LGBTQ+調査2023」で約9.7%)がLGBTQ当事者とされています。
「ちょっと知ってみようかな」と思うことが、誰かにとって大きな安心や勇気に繋がります。
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