SNSでカミングアウトしている人を見ると、「なんか自由そう」「楽しそう」って思うかもしれません。
でも実は、“ふつう”に見える日常の中に、LGBTQの人たちがぶつかっているたくさんの壁があります。
今回は、LGBTQの各セクシュアリティごとに起こりやすい「生活の中の困りごと」をざっくりと紹介。
「そんなことがストレスになるの?」と思うこともあるかもしれませんが、それを知ることが、優しい社会への第一歩です。
1. レズビアンの「恋愛が見えにくい」問題
女性同士のカップルは、外から見ると“ただの友達”に見られやすいことが多く、
恋人として手をつなぐ、カフェで甘える、といった何気ないことでも、人目が気になることが少なくありません。
また、「彼氏はいるの?」という会話が当たり前のように交わされる中で、
恋愛を恋愛として扱ってもらえないことが、積み重なるモヤモヤに繋がることもあります。
2. ゲイの「安心して暮らせる場所が少ない」問題
男性同士のカップルが一緒に住もうとすると、不動産屋で“友達扱い”される、入居を断られるなどの問題が今も残っています。
さらに職場や親族に関係性を説明するのもハードルが高く、恋愛もパートナーシップも“隠しながら”生活している人が多数。
公園で手をつなぐだけで、ジロジロ見られることも日常です。周囲の目を気にする割合は、女性同士のカップルに比べて多い傾向にあります。
3. バイセクシュアルの「見えない存在」問題
異性と付き合っていると「ストレート」と思われ、同性と付き合っていると「ゲイ/レズビアン」と思われることも多いバイセクシュアル。
そのため、「本当はどっちなの?」と聞かれたり、「決めたら?」と急かされたりすることも。
どちらにも完全には“当てはまらない”ことで孤独を感じやすいセクシュアリティです。
4. トランスジェンダーの「使える場所がない」問題
性別で分かれている空間(トイレ・更衣室・温泉など)は、トランスジェンダーにとって最大のストレスポイント。
「女性として生きたいのに、身分証は男性」「見た目で判断されるからトイレに入りづらい」など、
“行きたい場所に行けない”ことが、生活の自由を制限しています。
制服・名簿・保険証の名前など、細かいところにも「性別の壁」があちこちに存在しています。
5. クエスチョニングの「何も言えない」問題
まだ自分の性や恋愛対象が定まっていない、もしくは言語化できない人たちは、
周りの「で、結局どっちなの?」という圧に苦しむことも。
また、当事者コミュニティでも「はっきりしていない」ことで居場所を見つけづらく、“どこにも属せない感じ”を抱える人も少なくありません。
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